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屋島山頂駅に会ってみた
2024年06月07日-
ちょいと雨の日もあるけれど
過ごしやすさは年間通して一番いい季節
いっそ夏も冬も無くていいなんて思ってしまう
「桜や紅葉が見られないわよ」は置いといて
薄くなった衣は超絶ナマケモノの
身体をも軽くするようで
洗濯シャカシャカ、お布団パンパン
なんなら旬のもので一品追加しようかなんてネ
「座る時間短くする作戦」で減量できるかも
軽快に動けるのは有難いことですね
物の見え方や作業効率はスイスイの頃と違っても
それなりに経験で得た要領で困らぬ程度に
カバーできてるんじゃないか なんてね
梅雨入り迄カウントダウン
晴れの日活用 頑張りましょ
✾
前回は屋島ケーブルの登山口駅探検まででした
レトロ駅訪問のはずが廃駅に抑えきれない好奇心⤴
この分だと山上駅は期待を裏切らないはず
発車しま~す
山頂パーキングから朱色の山門屋島寺はすぐ
古戦場屋島の図で観光気分が上がります
青紅葉が美しい瑠璃宝の池を通り
お寺とは逆方向東へ
綺麗な名前なのに源平の合戦時、刀を洗って赤くなったことから
血の池と呼ばれているのよ
残念過ぎるじゃない
そしてもう一つ残念な廃ホテル
ニャンコにとっては住処なのかな
八十八ヶ所巡り 屋島寺の次は八栗寺、五剣山が見えます
空を仰ぐ人の顔にも見えるとか見えないとか
とがったところが鼻で左が丸い顎
木がない部分は庵治石の採石場です
てくてく歩きました
やっと山頂駅に着きましたよ
およそ100年前に建てられた駅舎です
てっぺんのアンテナみたいなの気になるわ
麓で見た屋島驛と同じく凝った造りです
老朽化は否めませんが建物自体はコンクリート製で
しっかりしているように見えます
丸や曲線が沢山使われて楽しい所感がでてる
山上駅 待合室 の文字がハッキリ見えますよ
20年前まで営業してたんだものネ
トラロープが立ち入り厳禁草も一緒に入っちゃダメよ
正面に掲げてあった駅の看板はこんな所に
お分かりかと思いますがトイレです
裏に回ってみましょう
登山口から繋がるレールがあるはずです
またしてもロープに阻まれました
残念
当時は賑わっていただろう食堂や土産物店です
屋島だけにぽんぽこ狸さん
お客さんを待ってるのかな
何か語りたげな様子
レトロ駅舎に入ってみたかったのですが
許可なくはダメ
いつか会えたらと思います
で、元来た道を引き返し屋島寺へ
せっかくなので展望台のある獅子の嶺巖へ向かいます
お洒落なバンクシー発見
獅子のオブジェ 後方からじゃ迫力無いわよね
次回、瀬戸の夕景へと続きます
✾
100年前に3つの駅を造った人たち
きっとワクワクしたでしょうね
今と同じようにお客さんに楽しんでもらいたい
また来てもらえるようにって考えたでしょう
細かな部分に遊び心が見え隠れしてましたもの
またしても栗林動物園と同時期20年前の
2004年に休止というのは時代なんでしょうか
ケーブルカーだけでなく屋島観光も下火になり
旅館や土産物店も閉じていきました
観光バスで一瞬訪れる点で拠点になってないのが辛い所
国立公園だけにレジャー施設も作れないんでしょうね
ポツンとだんまりの山頂駅、10年前には瀬戸芸の
アートとして日の目を見たんですよ
ご覧になった方もいらっしゃるでしょう
作品番号146:「美しく捨てられて」
作品名を知ってしまったら尚更…
「何とか残せないか」、「形あるものはいつか壊れる」、
「そもそも作ったのは人間じゃないか」
色々な考え方があるでしょう
いつまでも先送りにするのが残酷なことも
あるんじゃないかとも思ったのですよ
今の空き家問題にもつながるでしょ
何とか解決の糸口を見つけたいものです