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紫の花びらが彩る法然寺
2021年06月19日-
厚ぼったい雲から雫が落ちる日が続いていましたが
明日はどうやら中休み
幸いなことに30℃に届かない気温で
未だ扇風機で過ごせています
うどん県は瀬戸内という盆地?にあって
夏になると夕方からのベタ凪が蒸し暑くてネ
(もうそろそろかなぁ~)
で、
真夏に備えてバッサリショートヘアーにしようかと
(考え中…だけど行動に移せずにいる)
「雨の日は気が向かないのよ」 なんてネ
怠け者の言い訳
GO か 立ち止まるか
「決断すべきこと」 色々ありますよね
✾
自粛で行くところに限りがあって
それでもやっぱり紫陽花が撮りたくて
穴場を見つけました
仏生山 法然寺です
後ろに見えるのは五重塔
(あまり古そうには見えなかった)
ここ法然寺は 讃岐国高松藩 高松松平家の菩提寺です
平たく言えば水戸黄門のお兄ちゃんが初代藩主で
二代目藩主は黄門さまのご子息という流れで
白壁の親藩です
ド迫力の仁王像に喰いつきました
眼力といい波打つ筋肉と言い
写
写
写
浮き出た血管や骨太筋肉質は
まるで進撃の巨人だわ
青系の紫陽花が多くて
お肌に優しい弱酸性なのかしらね
お寺後方の小高い場所に般若台という一門の墓所が
又、横の敷地には一般の霊園がありまして
驚いたのは古いお墓を積んだピラミッド
無縁さんは気の毒だと藩主さまが奨められたそう
般若台に向かう石段は狭いうえに苔が生えてるの
(足元注意です
)
途中 一息付ける間隔で山門やお堂があります
平成26年に焼失した二尊堂跡は石だけ残ってました
金剛杵をお持ちの仏さまが
山門におられるのは勿体ない
気高うございます
急な階段を登りきると来迎堂です
ここには彫刻された来迎像(お迎え図)が安置されているそう
マスクで階段は厳しいですよ
お地蔵様の並び通り進みますと
がっちりした門が現れます ここが般若台
頂上の位置 極楽浄土という事でしょう
時代劇に出てきそうな錠前が掛かっていて
ここから先へは進めません
門の前には柔和なお顔のお地蔵様
好奇心だけで来ちゃった私に
「よく来てくれましたね」と声を掛けられた気がしたの
三仏堂には釈迦涅槃像が安置されてます
隙間からこっそり拝ませていただきました
重たい香炉を担がされちゃったね
誰しも心の中に小さな邪鬼が棲んでいるもの
日々修行という事かしらね
✾
先日亡くなられた小林亜星さん
たくさんのCMソングを作られていて
改めてその天才ぶりに驚かされました
CMだけに商品のイメージが心に残るもので
私が好きなのは某メーカー お酒のコマーシャル
男性スキャットの低音が心をくすぐる
当時の映像はぼんやりだけど
アンバー色のイメージから
独断専行で妄想演出してしまう
とあるカウンターバーに馴染の客が入ってくる
BGM:はもちろん「夜が来る」♪
「いつもの」と 指定席に腰を下ろす
ウヰスキーグラスを持つ手は少し日に焼けている
短く切った爪に不器用そうな指(失礼)
アンダーめのライティングで氷が溶けて動くアップ
背広の後ろ姿にはほんのり哀愁と男の色気…
程々の洒落っ気に下品にならない会話
仕事の愚痴は琥珀色の液体が腹の中で溶かしてくれる
「これでも結構ムリしてるんだぜ」(笑)
芳醇な香りが酔いを誘う・・・
ああ、恥ずかしい(*ノωノ)
厚かましついでにメインキャストは佐藤浩市さんで
亜星さん ありがとうございます 献杯